【体験】富士フイルムのX-S20を購入

カメラ

3か月前のことになるのですが、ミラーレス一眼カメラを購入しました。購入までの経緯を記しておきたいと思います。まず、私はカメラについては全くの素人でした。そのため色々と数か月間検討してきました。購入目的は家族、旅行先の風景などを撮ることでした。素人らしく、一眼カメラを欲しがった理由はボケのある写真を撮りたいと思ったからでした。まずは書店で「カメラはじめます!」と言う本を見つけ、購入しました。

読んでみると、カメラ購入意欲がかなり湧きます。一眼レフとミラーレス一眼の違いは、前者は鏡があって本格的であること、後者は鏡がないため軽く、新技術が導入されていることが分かりました。

カメラのタイプ特徴
一眼レフカメラレンズの交換が可能。本体にミラー(鏡)が搭載されている。交換レンズが豊富で充電のもちが良い。そのかわり、大きくて重い。
ミラーレス一眼カメラレンズの交換が可能。本体にミラー(鏡)が搭載されていない。一眼レフカメラに比べて小さく軽い。今後は主流になっていく可能性が高い。
コンパクトデジタルカメラレンズの交換ができない。その分上記の二つに比べて軽くて安い。スマートフォンのカメラが普及する中で市場が大きく縮小している。

写真がキレイに映るかどうかを決めるのはこれまで画素数だと思っていたのですが、センサーサイズということもここで知りました。センサーサイズは、フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズの三つがあり、ミラーレス一眼ではAPS-Cが中心であることが分かりました。

センサーの種類特徴
フルサイズ上級者向け。最も画像が良い。その代わり高価で重い。
APS-C入門者向け。ミラーレス一眼カメラでは主流。ニコン、キヤノン、富士フイルム、ソニーなどで充実してきている。
マイクロフォーサーズ入門者向け。ミラーレス一眼ではパナソニック、オリンパスが中心的に生産をしている。

値段や重さを踏まえると、私の場合はAPS-Cのミラーレス一眼が良いという考えに至りました。できるだけ軽くて、質感が良く、オートフォーカスが優秀なものを選びたいと思うようになりました。

次にメーカーです。何度か家電量販店に足を運び質感をチェックしました。お店に並んでいるのは、キヤノンとニコンが中心です。パナソニックやオリンパスもあるのですが、この二つのメーカーのセンサーサイズは、マイクロフォーサーズが中心なので候補から外しました。軽さを考えるとソニーのα6000、ニコンのZ50、キヤノンのR50が候補として残りました。この中から購入と思ったのですが、そもそも、私の場合撮影したものをパソコンでイチイチ加工(RAW現像)するほど時間をかける自信がない。そのため、撮った後に、そのままでも大丈夫なようにしておきたいと考えました。

そこで撮る前の段階でキレイにできる機能について追加的に考えるようになりました。候補として出てきたのが富士フイルムでした。富士フイルムにはフイルムシュミレーションという機能があります。しかし、富士フイルムは店頭にあまりありません。理由は半導体不足で生産が追い付いていないとのことです。大きな家電量販店にまで足を運び富士フイルムのX-S20を握ってみたところ、とてもフィットしました。ちょっとハイスペックかつ高価なのですが、このような経緯で購入を決めた次第です。最後に、富士フイルムは富士フィルムではないということも今回知りました。カメラ購入を通じて、技術面だけでなく、経済の面でも色々と勉強にもなりました。